2021年6月28日 14:25
グラニフ“葛飾北斎”コラボTシャツ、「冨嶽三十六景」や「諸国瀧廻り」を配して
グラニフ(graniph)から、葛飾北斎・すみだ北斎美術館とコラボレーションしたTシャツが登場。2021年6月25日(金)より、グラニフ一部国内店舗などで販売される。
「冨嶽三十六景」「諸国瀧廻り」を配したコラボTシャツ
葛飾北斎は、江戸時代後期に活躍した日本を代表する浮世絵師。浮世絵に風景画のジャンルを確立させたほか、読本挿絵の芸術性を高めるなど、いくつもの功績を残した。
グラニフとのコラボレーションTシャツには、すみだ北斎美術館に所蔵されている作品「冨嶽三十六景」と「諸国瀧廻り」シリーズから3作品のグラフィックを採用。
「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」は、巨大な浪が水飛沫をあげながら力強く立ち上がる様子を描いた作品。大自然の猛威に翻弄される人間と、超然とたたずむ富士山を、対照的に表現している。世界的にも「Great Wave」の名で親しまれている、葛飾北斎を象徴する浮世絵だ。
「冨嶽三十六景凱風快晴」は、「赤富士」と呼ばれる現象を描いたもの。夏から秋にかけての早朝、富士山が朝日を浴びて山肌を赤く染めるわずかな瞬間を巧みに表現している。
「諸国瀧廻り」シリーズの中でも珍しい表現手法を取り入れている作品が、「諸国瀧廻り木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」。