くらし情報『「こわいな!恐怖の美術館」展が熊本市現代美術館で、“恐怖や不安”と向き合うアートや“お化け屋敷”体験』

2021年8月13日 10:35

「こわいな!恐怖の美術館」展が熊本市現代美術館で、“恐怖や不安”と向き合うアートや“お化け屋敷”体験

だととらえる西洋型お化け屋敷を見て取れる、オディロン・ルドンが描いた幽霊屋敷の絵画作品、出口の見えなさを“行き止まり”で表現した浜田知明の《行き止まり》なども登場する。

恐怖の対象を可視化する「お化け」
人々は、得体のしれない“恐怖の対象”に不安を感じ、「お化け」という可視化された存在を求める心情を持っている。実際に、江戸時代から伝わる怪談「百物語」や、都市伝説上の口裂け女、人面犬、人面魚、疫病除けのアマビエなど、数々の「お化け」を定義することで、不可解な存在を受け止めて理解しようしてきた。そんな人々の心情に共鳴するかのような、“得体のしれないもの”に形を与えた田名網敬一や浜田知明の立体作品などが登場する。

恐怖と結びつく暗闇、夜の時間
さらに、恐怖をあおる暗闇や、ホラー映画で恐怖の出来事が起こる“夜の時間”に着目した作品も展示。薄暗いタッチで描かれた暗闇の作品を紹介する一方で、恐怖とは対照的な“夜の楽しさ”を思わせる田名網敬一のカラフルアートや夜をモチーフにしたコーダ・ヨーコの「ヨルのキオク」シリーズなども登場。様々な真夜中のイメージを目の当たりにすることができる。

【詳細】
こわいな!恐怖の美術館
開催期間:2021年9月25日(土)

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