映画『ほんとうのピノッキオ』美しくも残酷な“大人のおとぎ話”、アカデミー賞ノミネート作品
アカデミー賞2部門にノミネート
映画『ほんとうのピノッキオ』は、本国イタリアで公開されるとヒットを飛ばし、その年公開のイタリア映画ではNo.1の動員数を記録。ショーレースでも高い評価を得て、第93回アカデミー賞の衣装デザイン賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされた。
特殊メイク&衣装デザインに注目
特殊メイク&衣装デザインを手掛けたのは、ガローネ監督がイタリア国内外から招集した一流のスタッフたち。特殊メイクには、『ハリー・ポッター』シリーズや『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛け、ウェス・アンダーソン監督『グランド・ブダペスト・ホテル』やメリル・ストリープ主演の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で2度のアカデミー賞に輝いたマーク・クーリエが参加。
衣装デザインは、ガローネ作品の常連であり、ガローネ監督がディレクションしたディオール 2020年秋冬オートクチュールコレクションの特別映像「LE MYTHE DIOR」でも衣装デザイナーを務めたマッシモ・カンティーニ・パリーニが担当している。“CGじゃない?!”ピノッキオの顔も特殊メイク
ガローネ監督が一番苦労したというのがピノッキオの特殊メイク。