恋愛映画『ちょっと思い出しただけ』池松壮亮・伊藤沙莉W主演、クリープハイプの新曲から着想
恋愛映画『ちょっと思い出しただけ』が、2022年2月11日(金・祝)に公開される。池松壮亮と伊藤沙莉がW主演。
松居大悟監督“初の”完全オリジナルラブストーリー
映画『ちょっと思い出しただけ』は、『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画をつくったら〜』や『くれなずめ』などを手掛けた松居大悟監督が世に送り出す“自身初”の完全オリジナルラブストーリー。恋人と過ごす夜に感じる「世界に今、私たちだけ」という感覚や、誰しも孤独と不安を感じたことのある夜に少しだけ無敵になれる“一瞬の永遠”を描く。
クリープハイプの新曲から着想
物語のインスピレーション源になったのは、クリープハイプの新曲「ナイトオンザプラネット」。尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュの名作映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げたこの新曲を受けて、松居監督が“ちょっぴりビターな”ラブストーリーを書き上げた。
主人公となるのは、怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの葉(よう)。2人を中心に、関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生の機微を、繊細かつユーモラスに映し出す。
年に一度訪れるある1日を、現代を反映させつつ、松居監督独自の物語を完成させた。
池松壮亮&伊藤沙莉が恋人役に
W主演を務めるのは、初共演となる池松壮亮と伊藤沙莉。共に日本映画界を背負う2人が、どのような掛け合いをみせるのか、注目したい。
照生(池松壮亮)
怪我でダンサーの道を諦めた男性。演じるのは、『君が君で君だ』や、クリープハイプの楽曲『憂、燦々』のMVなど、松居大悟監督作品にも多く出演してきた池松壮亮。
葉(伊藤沙莉)
照生の彼女。タクシードライバーとして働いている。葉役を務めるのは、子役からキャリアを重ね、2021年のエランドール賞新人賞、ブルーリボン賞助演女優賞を受賞した伊藤沙莉。
クリープハイプ&尾崎世界観も劇中に登場
脇を固めるキャストも実力派揃い。さらに、クリープハイプが劇中で演奏するバンド役としても出演するほか、尾崎世界観は劇中の重要な場⾯で登場するという。
<主な登場人物&キャスト>
中井⼾(國村隼)...主⼈公の2⼈が⾏きつけのバー「とまり⽊」のマスター。親⾝に相談に乗り、悩める若者たちの⼼の拠り所となりつつも、⾃⾝も恋愛相談を葉にするなどお茶⽬な⼀⾯も⾒せる。
フミオ(成⽥凌)...「とまり⽊」の常連。
ミュージシャンの男(尾崎世界観)
ジュン(永瀬正敏)...公園で妻を待ち続ける男。
ジュンの妻(神野三鈴)
役未発表(篠原篤、菅⽥俊)
さつき(大関れいか)...葉の友人。松居監督の映画『私たちのハァハァ』に同じ名前の役で登場している。
康太(ニューヨーク・屋敷裕政)...コンパしていた男。
牧田(市川実和子)...舞台照明で照生の先輩。
照生のダンサー仲間(広瀬斗史輝、河合優実)
ナグラ(鈴木慶一)...タクシー運転手。
葉が乗せる乗客...高岡早紀、安⻫かれん、郭智博、細井鼓太、渋川清彦、松浦祐也、山﨑将平
【詳細】
映画『ちょっと思い出しただけ』
公開日:2022年2月11日(金・祝)
監督・脚本:松居大悟
出演:池松壮亮、伊藤沙莉、河合優実、尾崎世界観、國村隼、永瀬正敏
主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」
配給:東京テアトル
<『ちょっと思い出しただけ』あらすじ>
怪我でダンサーの道を諦めた照生とタクシードライバーの彼女・葉。めまぐるしく変わっていく東京の中心で流れる、何気ない7月26日。特別な日だったり、そうではなかったり・・・でも決して同じ日は来ない。二度と戻れない愛しい日々を、“ちょっと思い出しただけ”。