グッチの没入型展示「グッチ ガーデン アーキタイプ」展が東京・天王洲で、広告ビジュアルの世界観を表現
エキシビションのキュレーターも務めるアレッサンドロ・ミケーレは「グッチ ガーデン アーキタイプ」展について、「広告キャンペーンの世界に入り込んだような臨場感にあふれる遊びの空間を創ることにしました。なぜなら広告キャンペーンは、私のイメージをもっとも明快に体現しているからです」と語る。
たとえば、蝶や鳩時計、カラフルなぬいぐるみ、グッチの〔GGマーモント〕バッグなどのコレクターズアイテムを詰め込み、偏執的なコレクターの世界を表現した2018年秋冬コレクションの部屋は、まさに“遊び”に満ちあふれた空間だと言えるだろう。
テーマごとに“没入型”の演出
会場内は、テーマごとに物語性のある複数の空間に分かれており、最先端のテクノロジー、精緻を極めた職人たちの手仕事、革新的なインテリアデザインによってそれぞれ異なる没入体験を楽しむことができる。
会場内に足を踏み入れると、まずエキシビションの舞台裏と思しきコントロールルームが登場。これまでアレッサンドロ・ミケーレが手がけてきた広告キャンペーンの映像の数々がマルチスクリーンに映し出されており、キャンペーンムービーの多彩な世界観を振り返ることができる。