愛あるセレクトをしたいママのみかた

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』ロジャー・ミッシェル監督の長編遺作、“優しい嘘”が生んだ感動の実話

FASHION PRESS
映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』ロジャー・ミッシェル監督の長編遺作、“優しい嘘”が生んだ感動の実話

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』が、2022年2月25日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他で全国ロードショー。ロジャー・ミッシェル監督の長編遺作にあたる。

“ゴヤの名画”盗難事件に隠された感動の実話
映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』は、197年の歴史を誇るロンドン・ナショナル・ギャラリーで起きた、フランシスコ・デ・ゴヤの名画「ウェリントン公爵」盗難事件をベースとする物語。この盗難事件は、名もなきタクシー運転手の人生を懸けた大勝負だった。イギリス中を巻き込んだ、笑いと涙溢れる感動の実話を映画化する。

<映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』あらすじ>
ロンドン・ナショナル・ギャラリーとは、世界中から年間600万人以上が来訪する美術館。13世紀後半から20世紀初頭にわたる2300点以上もの貴重なコレクションを揃え、「英国の至宝」と称えられている。

1961年。
197年の歴史を誇るこのの美術館・ロンドン・ナショナル・ギャラリーから、スペイン最大の画家と謳われるフランシスコ・デ・ゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた。ロンドン警視庁はその巧妙な手口から、国際的なギャング集団による周到な計画による犯行だと断定。

ところが、この前代未聞の事件の犯人はケンプトン・バントン、60歳。長年連れ添った妻と優しい息子とニューカッスルの小さなアパートで年金暮らしをするごく普通のタクシー運転手だった。孤独な高齢者が、TVに社会との繋がりを求めていた時代。彼らの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。

しかし、事件にはもうひとつの隠された真相が・・。当時、イギリス中の人々を巻き込んだケンプトン・バントンの“優しい嘘”とはー!?

名優ジム・ブロードベントが主演
主人公ケンプトン...ジム・ブロードベント

「ウェリントン公爵」盗難事件を企てた60歳のタクシー運転手。
彼がついた優しい嘘とは...?主演を務めるのは、『アイリス』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ハリー・ポッター』シリーズや、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』、『パディントン』シリーズなどに出演するジム・ブロードベント。イギリスが誇る名優が、ユーモアとウィットに溢れた演技を披露している。ドロシー...ヘレン・ミレン

ケンプトンの長年連れ添った妻。職を転々とするケンプトンに代わって、家政婦として働く一家の大黒柱的存在。演じるのは、『クィーン』でアカデミー賞やゴールデングローブ賞などで主演女優賞を獲得し、『黄金のアデーレ 名画の帰還』や『ワイルド・スピード』シリーズなどでジャンルレスに活躍する女優ヘレン・ミレン。長年連れ添った夫婦のドラマに、重厚感を持たせている。

ジャッキー...フィオン・ホワイトヘッド
夫婦の息子。『ダンケルク』で好演したフィオン・ホワイトヘッドが担当する。


ジェレミー・ハッチソン...マシュー・グード
敏腕弁護士。『ダウントン・アビー』『キングスマン:ファースト・エージェント』のマシュー・グードが務める。

『ノッティングヒルの恋人』ロジャー・ミッシェル監督の長編遺作
監督は、『ノッティングヒルの恋人』で知られるロジャー・ミッシェル。2022年にエリザベス2世の素顔に迫ったドキュメンタリー『Elizabeth』の公開を控えていたが、2021年9月に65歳の若さで惜しまれながらも逝去。『ゴヤの名画と優しい泥棒』が、長編遺作となった。

『恋とニュースのつくり方』『私が愛した大統領』『ウィークエンドはパリで』などに通ずるテンポの良い作風は、『ゴヤの名画と優しい泥棒』でも健在。人と人との温かな触れ合いを描き、観る者すべての心を爽やかな気持ちで包み込む。

【詳細】
映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』
公開日:2022年2月25日(金)
監督:ロジャー・ミッシェル
出演:ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレン、フィオン・ホワイトヘッド、アンナ・マックスウェル・マーティン、マシュー・グード

2020年/イギリス/英語/95分/シネマスコープ/5.1ch/原題:THE DUKE /日本語字幕:松浦美奈

提供元の記事

提供:

FASHION PRESS

この記事のキーワード