2022年1月8日 16:15
企画展「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」江戸東京博物館で、徳川宗家“ゆかりの品々”を展示
企画展「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」が、2022年1月2日(日)から3月6日(日)まで江戸東京博物館で開催される。
“外”から徳川家を支えた人々に注目
「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」は、御三家・御三卿など“外”から将軍家を支えた徳川のひとびとの活躍を、徳川宗家に伝来するゆかりの品々を通して紹介する展示。
江戸幕府草創期「プロローグ」から、1章、2章、3章、幕府の終焉「プロローグ」の構成で、時系列に沿って徳川家の盛衰を追っていく。
プロローグ ―将軍家康―
260年あまりにわたり続いた“泰平の時代”江戸時代は、家康を始祖とする徳川将軍家の治世によってもたらされたもの。「プロローグ」では家康、そして幕府草創期において徳川家の基盤となり、のちの「徳川御三家」へと繋がる家康の子供たちにフォーカス。神格化した徳川家康を束帯姿で描いた「東照大権現像」などの資料が飾られる。
第1章 御三家・御三卿 ―吉宗の登場―
第1章は、御三家から初めて将軍家を相続した8代将軍・吉宗が主役。嫡流でなかった彼が自らの血統を維持するべく、息子たちに邸を与え「御三卿」とする過程が展示される。
第2章 一門の広がり ―家斉とその子どもたち―
第2章、時代は化政文化が花開いた文化・文政(1804~1830)