須磨海浜水族園・海浜公園が水族館・公園・ホテルなどで構成される新施設に再整備、2024年春開業
須磨海浜水族園・海浜公園が再整備され、水族館、園地、宿泊施設、にぎわい施設、駐車場で構成される新たな施設が誕生する。2024年春にグランドオープン予定だ。
須磨海浜水族園・海浜公園が生まれ変わる!
JR神戸線「須磨海浜公園」駅より徒歩5分に位置し、神戸市民のみならず、関西圏、さらには全国の人が訪れる人気スポットとして長く愛されてきた須磨海浜水族園・海浜公園。須磨海浜水族園は“スマスイ”の愛称で親しまれ、1967年にオープンしてから、親、子、孫へと3世代にわたって思い出を提供してきた。また、須磨海浜公園内の須磨海水浴場は、夏季になると神戸市内外から多くの人が訪れ、にぎわいを見せている。
そんな須磨海浜水族園・海浜公園が、Park-PFI制度(※)のもと新たな施設へと再整備される。「地域コミュニティと観光客が交流する“つながる”海浜リゾートパークの実現」をテーマに掲げ、多くの人に愛される公園の利便性・快適性を高める「コミュニティ・パーク」と、観光客誘致を目指す「デスティネーションリゾート」を調和させる。
大人も子供も楽しめる水族館
生まれ変わる須磨海浜公園は、既存の歴史ある松林を活用し、魅力ある水族館を核とした施設に再整備。
大人も子供も楽しめる“エデュテインメント(エデュケーション+エンターテインメント)”な水族館を目指す。
須磨海岸をバックにしたパフォーマンスステージやオルカレストランなどを想定しているようだ。
水族館に併設される価値体験型ホテル
水族館併設のホテルも建設。地産地消にこだわったフード&ビバレッジなど、新たな価値体験型ホテルとして“ユニークな宿泊体験”を提供する。
「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」として2022年1月着工
本再整備は、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」とし、2022年1月より着工。サンケイビルを代表企業とし、三菱倉庫、JR西日本不動産開発、竹中工務店、阪神電気鉄道、芙蓉総合リース、グランビスタ ホテル&リゾートを構成員とする、神戸須磨Parks + Resorts共同事業体によって遂行される。
また、これからの水族館に求められる環境配慮型システムを導入する本事業は、国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業」にも選定されている。【詳細】
須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業
開業時期:
駐車場:2023年5月
園地、にぎわい施設:2023年9月
水族館・宿泊施設:2024年春
住所:兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目、須磨浦通1丁目
交通アクセス:JR神戸線「須磨海浜公園」駅より徒歩5分、山陽電鉄「月見山」駅より徒歩10分
※Park-PFI制度:都市公園の魅力と利便性の向上を図るため、公園の整備を行う民間の事業者を公募し選定する制度。