くらし情報『企画展「北斎花らんまん」すみだ北斎美術館で - 桜や梅、四季の“花”を描く浮世絵など約100点』

2022年2月20日 16:35

企画展「北斎花らんまん」すみだ北斎美術館で - 桜や梅、四季の“花”を描く浮世絵など約100点

企画展「北斎花らんまん」すみだ北斎美術館で - 桜や梅、四季の“花”を描く浮世絵など約100点

企画展「北斎花らんまん」が、東京・すみだ北斎美術館にて2022年3月15日(火)から5月22日(日)まで開催される。

“花”を描いた北斎&門人たちの作品約100点が集結
企画展「北斎花らんまん」は、葛飾北斎やその門人たちの作品から、様々な“花”をテーマにした作品約100点を紹介する展覧会。桜をはじめ、梅、朝顔、桔梗、椿など、前期・後期あわせて約35種の花を題材とした作品の数々が一堂に集結する。緻密に表現された花弁や葉の質感や、細かく描き込まれた花脈や葉脈など、北斎をはじめとする浮世絵師たちによるディテールの描写や、一瞬をとらえる観察眼の鋭さに注目だ。

“桜”の浮世絵版画や肉筆画
数ある花の中でも、古くから人気のある“桜”は、とりわけ多く絵の題材になっている。浮世絵版画や肉筆画にも、花見の名所や、人々が花見をする様子を描いた作品が多く残された。

北斎の代表作「冨嶽三十六景」からは、江戸屈指の花見の名所であった「御殿山」を描いた作品が登場。色を転写せずに凸凹のみで表現する“空摺”の技法によって摺られた、枝いっぱいに咲く桜が目を引く作品だ。
ござを広げて酒宴に興じる人々や、子供を背負って歩く人々など、様々な花見の楽しみかたも見て取ることができる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.