映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』実写化第3弾、キアヌ・リーブスがシャドウに
セガグループのゲーム「ソニック」シリーズのハリウッド実写映画化・第3弾として、映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』が2024年12月27日(金)に公開される。
「ソニック」ハリウッド実写映画化の第3弾
音速で走る青いハリネズミのキャラクター・ソニックが主人公の名作ゲームシリーズ「ソニック」。1991年発売のゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」以来、様々な作品で、世界中のファンを魅了してきた。
2020年には『ソニック・ザ・ムービー』としてハリウッドで実写映画化。全米でゲーム原作映画史上最高の興行収入を記録し、全世界興行収入は約3億2000万ドルに達するヒットを飛ばした。その続編となる2作目『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』も2022年8月に公開。本編の最後で人気キャラクターのシャドウが登場し、全世界のファンが熱狂した。
舞台は東京・渋谷、スクランブル交差点でソニックとシャドウが対峙
そんな「ソニック」映画シリーズの新作『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』は、セガとソニックの母国である日本を舞台にした物語だ。
東京湾沿岸に浮かぶ孤島に幽閉されていた闇のダークヒーロー・シャドウが、長い眠りから目覚め、施設を破壊して日本を象徴するランドマーク・シティである東京・渋谷に降臨。ソニック、テイルス、ナックルズといったおなじみの「チームソニック」メンバーが緊急事態に対応するため派遣され、スクランブル交差点のど真ん中でシャドウと対峙することになってしまう。
劇中には、東京に出現した「チャオガーデン」のカフェでほっこりお茶をしていたソニックたちをミサイルが襲う場面や、シャドウが渋谷スクランブル交差点で軍隊に囲まれ、人類への復讐の思いを新たにする場面も。さらに、首都高速のトンネルでのバイクに乗ったシャドウをソニックが追う、白熱のチェイスシーンも見所となっている。
映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』登場キャラクター
ソニック…ベン・シュワルツ(吹替:中川大志)
史上最速のハリネズミ。前作『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』では、ドクター・ロボトニックとの激闘の末に、七色のエメラルドパワーにより”スーパーソニック”に覚醒し、通常のソニックを凌駕するスピードとパワーを発揮した。今回は、東京・渋谷にて、シャドウと“超音速”でぶつかり合うことに。
ナックルズ…イドリス・エルバ(吹替:木村昴)
『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』においてソニックと闘った最強のライバル。
ドクター・ロボトニックに引き連れてこられた銀河系で最も危険な赤いハリモグラの戦士。
テイルス…コリーン・オショーネシー(吹替:広橋涼)
ハイテク・メカでソニックをサポートする、ソニックの味方。2つのしっぽを持つキツネ。
シャドウ…キアヌ・リーブス(吹替:森川智之)
ソニックと同じ“ヘッジホッグ”でありよく似ているが、暗い過去を抱え底知れぬダークオーラを放っている。究極の生命体として作り出され、堅く握った拳からはオレンジ色の閃光がほとばしるなどスーパーパワーを持つ。
トム…ジェームズ・マースデン(吹替:中村悠一)
マディ…ティカ・サンプター(吹替:井上麻里奈)
ソニックの地球の家族。かつて孤独だったソニックが「ドーナツ・キング」と呼んだグリーンヒルズの保安官トムと、その愛妻マディ。
マリア…アリーラ・ブラウン(吹替:悠木碧)
物語に大きく関わる重要な人物。
ロボトニック…ジム・キャリー(吹替:山寺宏一)
悪の天才科学者ドクター。
ジェラルド・ロボトニック…ジム・キャリー(吹替:山寺宏一)
ドクター・ロボトニックの祖父。
エージェント・ストーン…リー・マジドゥブ(吹替:濱野大輝)
ドクター・ロボトニックの助手。
ダークヒーロー・シャドウの声はキアヌ・リーブス
闇のダークヒーロー・シャドウの声を務めるのは、『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーブス。悲しい過去の経験から世界への復讐心を燃やし、完全な孤独を生きるシャドウを演じる。
ジム・キャリーが1人2役、ドクター・ロボトニックと瓜二つのおじいちゃん
また、悪の天才科学者ドクター・ロボトニックを演じるジム・キャリーが、『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』では1人2役を演じることに。ドクター・ロボトニックといえば、1 作目『ソニック・ザ・ムービー』ではソニックのスーパーパワーを手に入れるために、2作目『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』では地球から何光年も離れたキノコの星に追いやられたことへの復讐のために、ソニックを窮地に追い込んだ人物だ。劇中には、チームソニックから助けを求められ、ドクター・ロボトニックが「たまには世界を救おうか!」と、まさかのタッグを結ぶ様子や、“ロボトニックそっくりのおじいちゃん”であるジェラルドが登場。
物語にどのようにかかわっていくのか、2倍になったはちゃめちゃなテンションのジム・キャリーの演技にも注目したい。
吹替版は中川大志がソニック続投、シャドウは森川智之
日本語吹替版では、前作より中川大志がソニック役を続投し、注目のシャドウ役は森川智之が担当。そのほか、山寺宏一や木村昴、広橋涼、中村悠一など豪華声優陣が再集結する。
製作には、シリーズを通して『ワイルド・スピード』シリーズを手掛けたハリウッドの敏腕プロデューサー、ニール・モリッツが参加。本作『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』の邦題は、『ワイルド・スピード』プロデューサーチームと『ソニック』日本チームの話し合いのうえ、日本のファンへの愛とメッセージを込めてつけられたという。
劇中歌にONE OK ROCK「Neon」
劇中歌には、ロックバンドONE OK ROCKの楽曲「Neon」を採用。2022年リリースのアルバム『Luxury Disease』に収録されている「Neon」には、ネオンが光り輝く渋谷のクールさやエネルギーが凝縮されており、本編に渋谷の場面が登場する『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』の世界観とリンク。どのシーンで楽曲が登場しているのか、注目だ。
入場者特典は“エピソード0”の描き下ろし漫画
入場者プレゼントは、映画では語られない前日譚を描いた 、『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』 エピソード0収録 月刊コロコロコミック特別漫画冊子。月刊コロコロコミックで連載される漫画「漆黒のハリネズミ シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」の作者・今田ユウキの描きおろし作品となっており、日本の劇場のみで配布される。入場者特典は数量限定なので、気になる人は早めに映画館へ足を運んでほしい。
作品詳細
映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』
公開日:2024年12月27日(金)
監督:ジェフ・ファウラー
製作:ニール・モリッツ、トビー・アッシャー、中原徹
出演:ベン・シュワルツ、キアヌ・リーブス、イドリス・エルバ、ジェームズ・マースデン、ジム・キャリー、コリーン・オショーネシー、ティカ・サンプター、リー・マジドゥブ、アリーラ・ブラウン
吹替版 声の出演:中川大志、森川智之、悠木碧、山寺宏一、木村昴、広橋涼、中村悠一、井上麻里奈、濱野大輝
原題:Sonic The Hedgehog 3