くらし情報『コム デ ギャルソン 22-23年秋冬コレクション - 川久保玲にとっての“黒い薔薇”』

2022年3月11日 11:45

コム デ ギャルソン 22-23年秋冬コレクション - 川久保玲にとっての“黒い薔薇”

コム デ ギャルソン 22-23年秋冬コレクション - 川久保玲にとっての“黒い薔薇”

コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)は2022-23年秋冬コレクションを東京・南青山にて2022年3月8日(火)に発表した。今季のテーマは“BLACK ROSE”だ。

黒い薔薇のもつ意味
「黒い薔薇のダークな美しさは、私にとって勇気、抵抗、自由を意味する」と話す川久保玲。黒いバラの魅惑的な美しさを単刀直入に落とし込むのではなく、これまでの歴史上、あらゆる意味が込められてきた黒い薔薇に思いを馳せ、“川久保玲が思う黒い薔薇の意味”を表現したのが今季のコレクションだ。音楽にはアイルランドに伝わる歌で、「可憐な黒いバラ」を意味する『ロイシン・ダブ』を選んだが、優しいフルートの音色からなる牧歌的なメロディーもまた、コレクションの深層と絡み合っている。

1つのルックの中には、抵抗と自由、もしくはそれ以上の意味が混在する。コレクションを俯瞰して象徴的に用いられていたのは、極めてクラシックなアウターの組み合わせで、コルセットを彷彿とさせるほどにウエストを絞ったシルエットのジャケットは、大胆にも上下で真っ二つに分断されている。そして分断された内側からは、溢れるほどのボリュームをもった歪なドレスが、自由を求めて顔を覗かせる。

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