くらし情報『現代美術家・タムラサトルの個展が国立新美術館で - 代表作「まわるワニ」をインスタレーションで展開』

2022年4月16日 11:10

現代美術家・タムラサトルの個展が国立新美術館で - 代表作「まわるワニ」をインスタレーションで展開

現代美術家・タムラサトルの個展が国立新美術館で - 代表作「まわるワニ」をインスタレーションで展開

展覧会「ワニがまわるタムラサトル」が、東京・六本木の国立新美術館にて、2022年6月15日(水)から7月18日(月・祝)まで開催される。

現代美術家・タムラサトルの個展
タムラサトルは、1972年生まれの現代美術家だ。「ワニがまわるタムラサトル」では、代表作である「まわるワニ」のカラフルな彫刻を、約12mの巨大なワニを中心に、大型インスタレーション作品として展開する。

タムラサトルが「まわるワニ」の作品を手がけるようになったのは、大学3年の秋のこと。「電気を使った芸術装置」という課題に対して、電気に関する知識のなかったタムラは、プランを発表する前夜、朝起きて最初に思いついたものを作ると決めて就寝、そして翌朝、「ワニがまわる」というイメージが浮かび、それを作るようにしたのだった。

その際に制作されたのは、4.5mのワニが毎分30回転をするという作品であり、タムラ自身そのわけのわからなさに強烈な興奮を覚えたという。その後、「ワニがまわる」意味を考えながら作品制作を続けるが、「ワニがまわる」ことに意味があるのではなく、「よくわからないが、なぜかワニがまわっている」という状況こそが作品の面白さの本質をなしているのだと気づくに至った。

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