2022年5月30日 19:00
ひびのこづえの展覧会が熊本市現代美術館で - 動き、変化する“不思議の森”の衣装の世界を展開
熊本市現代美術館では、展覧会「不思議の森に棲む服ひびのこづえ×KUMAMOTO展」を、2022年7月2日(土)から9月19日(月・祝)まで開催する。
ひびのこづえによる不思議な衣装の世界
NHK Eテレ「にほんごであそぼ」のセット衣装をはじめ、広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなどで幅広く活躍するコスチューム・アーティスト、ひびのこづえ。近年は、コスチューム制作者としてひびの自らが働きかけ、ダンサーや作曲家とともにダンス・パフォーマンスを行なっている。
ひびののコスチュームや衣装は、地球上に存在するあらゆる生き物、現象、そして人工物を着想源としており、その作品の多くは、人がそれを身にまとって動くことで、一瞬ごとにその表情を変えてゆく。ひびの自身、「あり得ないことがあり得て、かたちを持たないものにかたちを与える」ことの面白さから、30年以上にわたって衣装の仕事を手がけてきたと語っている。
展覧会「不思議の森に棲む服ひびのこづえ×KUMAMOTO展」では、深い森の中でさまざまな生き物がざわめくような不思議な世界を、会場全体で表現。最先端のARによる動画や映像、試着体験なども通じて、動いては形を変えてゆくひびのならではの作品の魅力を紹介する。