カンパノラから初のトゥールビヨン搭載モデル、会津漆の手塗り文字板で“宙空の美”を表現

シチズン(CITIZEN)が展開するウオッチブランドのカンパノラ(CAMPANOLA)から、トゥールビヨン搭載モデル「カンパノラ グローバルアート コレクション」が登場。

トゥールビヨン搭載の新作「カンパノラ グローバルアート コレクション」
18世紀末から19世紀初頭に考案されて以来、時計分野における最高峰の技術の一つとして、今日まで受け継がれているトゥールビヨン。今回発売される新作モデルには、2012年にシチズンウオッチグループに入ったラ・ジュー・ペレ社が作る薄型トゥールビヨンムーブメントを、ブランドとして初めて搭載。カンパノラのデザインコンセプトである「宙空の美」を表現した「天」と「地」の2モデルが、ファーストコレクションとしてラインナップする。

手塗りで仕上げた会津漆の文字板
ラ・ジュー・ペレ社の高度な設計製造技術が生み出す美しいムーブメントと共鳴するように輝くのは、会津漆の伝統工芸士・儀同哲夫が手塗りで仕上げた漆塗りの文字板。

伝統的な装飾技法・螺鈿(らでん)で大小の星々を描き、プラチナ粉と⻘い透き漆を重ねることで炎のように舞う星雲を描いた「天」。粉末にした漆で荒らした黒い生地に金を蒔き、荒々しくも逞しい大地のような質感を表現した「地」。