くらし情報『展覧会「脚本家 黒澤明」“シナリオ作家”の側面から黒澤映画の制作過程を辿る、幻の未公開脚本も』

2022年7月15日 12:40

展覧会「脚本家 黒澤明」“シナリオ作家”の側面から黒澤映画の制作過程を辿る、幻の未公開脚本も

展覧会「脚本家 黒澤明」“シナリオ作家”の側面から黒澤映画の制作過程を辿る、幻の未公開脚本も

展覧会「脚本家 黒澤明」が、東京・京橋の国立映画アーカイブにて2022年8月2日(火)から11月27日(日)まで開催される。

黒澤明の“シナリオ術”にフォーカス
「脚本家 黒澤明」は、映画監督・黒澤明のシナリオ術に焦点を当てた展覧会。幾多の名脚本家たちとともに次々傑作映画を生み出した黒澤明は、自身もシナリオを執筆することで映画監督としての成長を遂げてきたのだった。

「脚本家 黒澤明」では、黒澤明の“シナリオ作家”としての側面から、『七人の侍』(1954年)をはじめとする名作脚本の生成・変更の過程を分析し、他の監督たちに提供した脚本や、新たに発見された未映像化脚本について解析。黒澤明にインスピレーションを与えてきた文学作品など、“書く人”黒澤明の修業時代から後期作品までを紐解いていく。

会場には、国立映画アーカイブの所蔵品に加え、黒澤資料の収集家、各地の資料館や黒澤作品の元スタッフ関係者などから貸与された資料が一堂に集結。新発見の脚本『ガラスの靴』をはじめ、映画化が実現しなかった幻の脚本や、黒澤自身で監督をせず、他の監督に提供した執筆脚本の数々も目にすることができる。

『七人の侍』ストーリーはいかに構築されたのか?
世界映画史において最高峰の1つである映画『七人の侍』のシナリオは、黒澤と橋本忍、小國英雄の3名による合作だった。

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