映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』劇場版2作目、“訳あり”別荘から始まる一族最大のミステリー
人気テレビドラマシリーズ「ダウントン・アビー」の長編映画2作目『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』が、2022年9月30日(金)より公開される。
「ダウントン・アビー」が再び長編映画に
「ダウントン・アビー」は、英国貴族の壮麗な屋敷を舞台にヒューマンドラマを描くテレビシリーズ。2010年9月の放送開始以来、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝き、世界200以上の国と地域でヒットを記録した。
「ダウントン・アビー」シリーズでは、1912年から25年のイングランド北東部・ヨークシャーのカントリー・ハウスと呼ばれる大邸宅を舞台に、グランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの生活を歴史上の出来事を織り込みながら描いていく。ドラマシリーズは2015年のシーズン6までの全52エピソードをもって幕を閉じたものの、2019年に劇場版『ダウントン・アビー』として復活し、日本では2020年に公開された。
ダウントンにハリウッドスター&バイオレットが相続した“訳あり”別荘とは
劇場版2作目となる映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』では、1928年の英国北東部ダウントンにてストーリーを展開。グランサム伯爵ロバートらが亡き三女シビルの夫・トムの結婚に沸く一方で、傷み始めていた屋敷修繕の費用を工面するために、屋敷を使った映画撮影のオファーを受けることに。映画撮影のためにハリウッドスターがやって来て大騒ぎのダウントンを長女メアリーが冷静に取り仕切る。
さらに、先代伯爵夫人バイオレットが訳ありで別荘を相続したと聞き、当主ロバートたちは南仏へと向かう。そこで秘密めいた若き日のバイオレットの肖像画が見つかったことが、一族最大のミステリーへと発展。世界が新たな時代に移り変わっていく中、ダウントン・アビーの住人たちの未来はどこへ向かうのか?華麗なる物語に注目だ。
マギー・スミスらおなじみのキャストに加え新キャストも
出演は、マギー・スミス、ヒュー ・ボネヴィルをはじめとするお馴染みの面々に加え、「ハンニバル」テレビシリーズのヒュー・ダンシー、『たかが世界の終わり』のナタリー・バイや、ローラ・ハドック、ドミニク・ウェストらが新キャストとして登場している。
■映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』主な登場人物
・メアリー(ミシェル・ドッカリー)…ロバートの長女でしっかり者。クローリー邸でハリウッドの撮影隊を受け入れる。
・バイオレット(マギー・スミス)…先代グランサム伯爵夫人。ロバートの母。
・モールズリー(ケヴィン・ドイル)...元下僕、今は教職を就いているはずが、映画好きということからクローリー邸に舞い戻ってきた。
・ヒューズ(フィリス・ローガン)...家政婦長。
・トーマス(ロブ・ジェームス=コリアー)...執事。
・イザベル(ペネロープ・ウィルトン)...メアリーの亡き夫マシューの母。
・マートン卿(ダグラス・ライス)...イザベルの夫。
・ジャック(ヒュー・ダンシー)...シリーズ初登場でダウントンでの撮影に勤しむ映画監督。
・マーナ(ローラ・ハドック)...シリーズ初登場となるハリウッド女優。
・ガイ(ドミニク・ウェスト)...マーナの相手役のハリウッド俳優。
・アンナ(ジョアン・フロガット)...撮影期間の間マーナのお世話をすることになり、浮かれ気分の侍女。
・デイジー(ソフィー・マックシェラ)...料理長助手。
・パットモア(レスリー・ニコル)...料理長。
・アンディ(マイケル・フォックス)...下僕。
・コーラ(エリザベス・マクガヴァン)...伯爵夫人。南フランスにあるバイオレットが相続した別荘に向かう。
・ロバート(ヒュー・ボネヴィル)...コーラの夫。広大な領地を収めるグランサム伯爵。
・カーソン(ジム・カーター)...旅に同行する元執事。
・ベイツ(ブレンダン・コイル)...従者。
・バクスター(カーラ・シオボルド)...侍女。
・イーディス(ローラ・カーマイケル)...ロバートの娘で天真爛漫な次女。
・ヘクサム卿(ハリー・ハッデン=パトン)...イーディスの夫。
・トム(アレン・リーチ)...ロバートの亡き三女シビルの元夫。モード・バッグショーの娘と再婚する。
・ルーシー(タペンス・ミドルトン)...失意にいたトムが新たに恋に落ち、遂に結婚を叶える。
・モード(イメルダ・スタウントン)....ルーシーの母親でバイオレットの従姉妹。
脚本はジュリアン・フェローズ、監督はサイモン・カーティス
脚本を手がけるのはシリーズ生みの親であり、アカデミー賞脚本賞のジュリアン・フェローズ。監督には『黄金のアデーレ 名画の帰還』のサイモン・カーティスが名を連ねている。〈映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』あらすじ〉
1928年、英国北東部ダウントン。広大な領地を収めるグランサム伯爵ロバートらは喜びの日を迎えていた。亡き三女シビルの夫トムが、モード・バッグショーの娘と結婚したのだ。華やかな宴とは裏腹に、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリーが莫大な修繕費の工面に悩んでいたところへ、映画会社から新作を屋敷で撮影したいというオファーが。謝礼は高額だ。
父の反対を押し切ってメアリーは撮影を許可し、使用人たちは胸をときめかせる。
一方、ロバートは母バイオレットが、モンミライユ男爵から南仏にある別荘を贈られたという知らせに驚く。その寛大すぎる申し出に疑問を持ち、妻コーラ、次女イーディス夫妻、トム夫妻、引退したはずの老執事カーターとリヴィエラへと向かう。果たして海辺の別荘に隠された秘密は、一族の存続を揺るがすことになるのか―!?
【詳細】
映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』
公開日:2022年9月30日(金)
出演:ヒュー・ボネヴィル、ローラ・カーマイケル、ジム・カーター、ブレンダン・コイル、ミシェル・ドッカリー、ケヴィン・ドイル、ジョアン・フロガット、マシュー・グード、ハリー・ハッデン=パトン、デヴィッド・ヘイグ、ジェラルディン・ジェームズ、ロブ・ジェームズ=コリアー、サイモン・ジョーンズ、アレン・リーチ、フィリス・ローガン、エリザベス・マクガヴァン、ソフィー・マックシェラ、タペンス・ミドルトン、スティーヴン・キャンベル・ムーア、レスリー・ニコル、ケイト・フィリップス、マギー・スミス、イメルダ・スタウントン、ペネロープ・ウィルトン、ヒュー・ダンシー、ローラ・ハドック、ナタリー・バイ、ドミニク・ウェスト
監督:サイモン・カーティス
脚本:ジュリアン・フェローズ
製作:ギャレス・ニーム、リズ・トルブリッジ、ジュリアン・フェローズ
配給:東宝東和 上映時間:125分