くらし情報『絵本画家・谷内こうた初の回顧展、初期の未公開作品から晩年まで - 長野・安曇野ちひろ美術館にて』

2022年8月12日 18:15

絵本画家・谷内こうた初の回顧展、初期の未公開作品から晩年まで - 長野・安曇野ちひろ美術館にて

絵本画家・谷内こうた初の回顧展、初期の未公開作品から晩年まで - 長野・安曇野ちひろ美術館にて

企画展「谷内こうた展 ―風のゆくえ」が、2022年9月10日(土)から12月4日(日)まで、長野・安曇野ちひろ美術館の展示室4にて開催される。

回顧展「谷内こうた展 ―風のゆくえ」
谷内こうたは、1971年、22歳のときに3作目の絵本『なつのあさ』で日本人として初めてボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞した絵本画家。そぎ落とされた絵と詩のような言葉選びで、今なお日本やヨーロッパの人々を魅了し続けている。

企画展「谷内こうた展 ―風のゆくえ」は、2019年に71歳でこの世を去った谷内こうたの初の回顧展。絵本原画や雑誌の表紙絵、初公開作品など、彼の初期から晩年の作品までを一堂に展示し、数々の資料と共に彼の画業を辿る。

絵本『なつのあさ』や『ネッカー川の対岸』を紹介
回顧展では、1970年代前半に描かれた《ネッカー川の対岸》から、1998年にスイス、エスパース・アンファン国際図書賞特別賞を受賞した『にちようび』、2018年の『ぼくたちのやま』まで約70点の作品を一堂に紹介。数々の国で評価された、移り行く光や空気を色の変化で表す画風や、現実と空想の世界を自由に行き来する独特の世界観を、間近で目にすることができる。

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