くらし情報『企画展「茶のうつわ-堺環濠都市遺跡から出土した名品-」大阪・さかい利晶の杜で、茶陶の名品約100点』

2022年9月10日 19:50

企画展「茶のうつわ-堺環濠都市遺跡から出土した名品-」大阪・さかい利晶の杜で、茶陶の名品約100点

企画展「茶のうつわ-堺環濠都市遺跡から出土した名品-」大阪・さかい利晶の杜で、茶陶の名品約100点

企画展「茶のうつわ-堺環濠都市遺跡から出土した名品-」が、大阪・堺のさかい利晶の杜にて、2022年9月17日(土)から10月16日(日)まで開催される。

茶陶の名品約100点を展示
堺環濠都市遺跡として土中に埋もれているという、室町時代から江戸時代にかけての大阪・堺のまち。特に慶長20年(1615)の大坂夏の陣で被災したまちの跡は、良好な状態で広範囲に残っており、町屋・蔵・道路・濠の跡や、自治都市・貿易都市として繁栄していた当時を物語る数多くの土器・陶磁器などが出土している。

中でも、千利休や武野紹鷗などの茶人が活躍したことから、“茶の湯”に関連する陶磁器が多数発見。企画展「茶のうつわ-堺環濠都市遺跡から出土した名品-」では、これまで1,300件を超える調査で見つかった茶陶のうち、大坂夏の陣で被災したまちの跡からの出土品約100点を中心に展示し、千利休没後のいわゆる「織部様式」の茶の湯を探る。

茶入と酒盃を組み合わせた珍品「備前建水」
例えばミニチュアの茶入と酒盃が貼り付けられた「備前建水」は、他に例を見ない珍品。建水とは茶碗を清めた湯や水を捨てる際に用いる茶器だが、これは堺の茶人が窯元に特別注文した作品と見られる。

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