沢木耕太郎の『春に散る』佐藤浩市×横浜流星W主演で映画化、“再起”を目指すボクサー達の感動物語
沢木耕太郎の小説『春に散る』が映画化。佐藤浩市×横浜流星のW主演映画『春に散る』が、2023年8月25日(金)に公開される。
沢木耕太郎の傑作小説『春に散る』映画化
ノンフィクションの『深夜特急』三部作をはじめ、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎の『春に散る』は、朝日新聞での連載時から大きな話題を呼んだ傑作小説。沢木耕太郎が半生をかけて追い続けてきた、“ボクシングを通じて〈生きる〉を問うこと”をテーマにした作品だ。新田次郎文学賞を受賞した1981年の『⼀瞬の夏』、そして2005年の『カシアス』に続く、集大成ともいえる物語となっている。
2人のボクサーの“再起”をかけた戦いを通して〈生きる〉を問う
『春に散る』の主人公は、不公平な判定で負け、渡米し、40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願する。やがて二人は世界チャンピオンを共に目指すことになり、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。
佐藤浩市×横浜流星がW主演
主人公の仁一、翔吾を演じるのは、佐藤浩市と横浜流星。再起をかけた二人の男たちを、どう演じるのか期待が高まる。
主人公・広岡仁一…佐藤浩市
元ボクサー。不公平な判定によって負け、渡米したが40年ぶりに帰国。偶然飲み屋で出会った翔吾を導くことで、人生に尊厳を取り戻そうとする。演じるのは『64−ロクヨン−』、『Fukushima 50』などにも出演する佐藤浩市。
主人公・黒木翔吾…横浜流星
ボクサー。不公平な判定で負けて心が折れていたものの、仁一と出会う。
仁一に「あんたのボクシングを教えて欲しい」と懇願するも一度は断られるが、諦めかけていた夢に再度挑戦することに。世界チャンピオンをともに目指す。翔吾を演じるのは『流浪の月』『アキラとあきら』『線は、僕を描く』など話題作への出演が続く横浜流星。格闘技経験も豊富な横浜流星が、ほとばしる情熱をどのように表現するのかも見所の1つ。
真田令子...山口智子
仁一がかつて所属していた真拳ジムの現会長。仁一に恋心を抱いていた。
広岡佳菜子...橋本環奈
翔吾の恋人で、仁一の姪。人生を賭けた戦いに挑む仁一と翔吾を見守る。
藤原次郎...哀川翔
世界チャンピオンをともに目指した、仁一の昔のボクシング仲間。刑務所から出所したばかり。
佐瀬健三...片岡鶴太郎
仁一の昔のボクシング仲間。仁一と翔吾の挑戦を支える。
大塚俊...坂東龍汰
東洋太平洋チャンピオン。翔吾の対戦相手。
宿命のライバル役に窪田正孝
中西利男…窪田正孝
絶対王者として名を轟かせる世界チャンピオンの天才ボクサー。仁一と翔吾の前に立ちはだかる最大のライバル。
中西を演じる窪田正孝は、『64−ロクヨン−』で佐藤浩市とは同僚の刑事役として共演しているが、横浜流星とは初共演となる。また、窪田正孝は映画『初恋』でもボクサー役を演じており、『春に散る』でのアクションにも注目だ。
監督は瀬々敬久
監督は、『糸』『ラーゲリより愛を込めて』など人間ドラマの名手である瀬々敬久。『64−ロクヨン−』をはじめ、これまでに何度もタッグを組んできた佐藤浩市と、瀬々とは初タッグとなる横浜流星とともに、〈生きる〉を問う感動ドラマを映し出す。
横浜流星ボクシングプロテストに合格
ボクサー役を演じた横浜流星が、ボクシングのプロテストを受験し、C級ライセンスに合格。日本ボクシングコミッション(JBC)が開催する実技(スパーリング)テスト、筆記テストを含むプロテストに合格することで、プロボクサーになるために必ず通る道である「ボクサーライセンス」を取得することができる。横浜流星は、役を演じるにあたり「自分自身がプロボクサーになる必要があった」という思いが強く、プロテストの受験を決意したという。
主題歌はAI「Life Goes On」
主題歌は、AIが書き下ろした「Life Goes On」。
“命があるありがたみ”と、“リスクを冒してでも自分が満足する行き方”といった、物語のテーマを表現したい、と思いながら楽曲制作にあたったという。
挿入歌はIO新曲「Sequence」
また、挿入歌には、国内屈指のヒップホップクルー:KANDYTOWNに所属するIOの新曲「Sequence」を採用。劇中では、ラストシーンとなるボクシング世界戦にて、黒木翔吾の対戦相手であるチャンピオン・中西利男の入場シーンで使用される。【作品詳細】
映画『春に散る』
公開日:2023年8月25日(金)
出演:佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、坂東龍汰、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦、片岡鶴太郎、哀川翔、窪田正孝、山口智子
監督:瀬々敬久
原作:沢木耕太郎『春に散る』朝日新聞出版刊
製作:映画『春に散る』製作委員会
配給:ギャガ
提供元の記事
関連リンク
-
「愛とSFの超大作」今夜最終回「ちょっとだけエスパー」 四季(宮﨑あおい)と2人の“ぶんちゃん”(大泉洋&岡田将生)の運命は?
-
はるな愛の半生を描くNetflix映画『This is I』に木村多江&千原せいじら出演 メイン予告解禁
-
new
『ザ・ロイヤルファミリー』有馬記念の“その後”が判明 ネット驚き「マジ!?」「想像以上」
-
唐沢寿明がアフロ頭でクレイジーな推理クイズ番組の司会者役!堤幸彦監督『ミステリー・アリーナ』5月公開
-
new
【ペッピーキッズクラブ】「Peppy English Con 2025」過去最高600件超のエントリー!優秀作品を表彰する「PEC Awardsオンライン表彰式」を12月20日に開催