くらし情報『特別企画展「明清の美」大和文華館で - 15~20世紀に花開いた多彩な中国美術を紹介』

2022年11月20日 11:35

特別企画展「明清の美」大和文華館で - 15~20世紀に花開いた多彩な中国美術を紹介

特別企画展「明清の美」大和文華館で - 15~20世紀に花開いた多彩な中国美術を紹介

特別企画展「明清の美─15~20世紀中国の美術─」が、奈良の大和文華館にて、2022年11月18日(金)から12月25日(日)まで開催される。

15~20世紀初頭における中国美術を紹介
中国歴代の統一王朝のうち、漢民族の興した王朝である明、その後に続く満州族の王朝である清では、いずれも中国の長い歴史に育まれた伝統文化を継承しつつ、経済発展を背景に、宮廷や知識人、民衆などのさまざまな層で多様な芸術文化が花開いた。

また、明清の文物と人は、交易などを介して他国に渡り、それぞれの国に新たな表現技法をもたらしている。たとえば日本では、沈詮(しんせん)をはじめとする来船清人による迫真的な花鳥動物画を、琉球においては清代の福州(現在の福建省)で画を学んだ山口宗季(やまぐちそうき)などを挙げることができる。

特別企画展「明清の美─15~20世紀中国の美術─」では、呉昌碩筆《菊石図》や龔賢筆《山水長巻》など、主に15〜20世紀初頭にかけての明清中国の美術を紹介。また、沈銓筆《秋渓群馬図》をはじめ、同時代に江戸日本を訪れた清人や、中国や日本と交流のあった琉球の画家の作品もあわせて展示し、東アジアの文化交流史に光をあてる。

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