コレクション展「美しい本」神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で、文学と美術が響き合う湯川書房の書物を紹介
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館では、コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」を、2023年1月21日(土)から4月16日(日)まで開催する。
湯川書房の初回顧展
湯川書房は、大阪と京都を拠点に、装幀や製本に意匠を凝らした限定本を手がけた出版社だ。1969年、湯川成一によって設立された湯川書房は、「美しい本」の創造をコンセプトに、辻邦生や塚本邦雄、加藤周一、白洲正子、谷崎潤一郎などの文学作品を、気鋭の美術家の作品と結びつけた「湯川本」を製作。2008年に活動を終えるまで、版画家の木村茂や岡田露愁、柄澤齊、坂東壮一、 染色家の望月通陽、画家の戸田勝久などとの協働のもと、洒脱な装幀を施した書物を世に送り続けた。
コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」は、公立美術館では初となる湯川書房の回顧展。美術と文学が共鳴する、工芸品とでもいうべき作品を展示し、湯川書房の全貌に光をあてる。
また、印刷を母体として、版画と書物は互いに切り離せない関係にある。本展では、湯川書房で数多くの仕事に携わった柄澤齊にも着目し、文学への深い造詣に基づく「肖像画」シリーズなどの代表作を紹介する。
展覧会概要
コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」
会期:2023年1月21日(土)〜4月16日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 250円、20歳未満・学生 150円、65歳以上・高校生 100円
※中学生以下、障害者手帳などの所持者および介助者原則1名は無料
※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:2月5日、3月5日、4月2日)は、18歳未満の子ども連れの家族は割引料金(65歳以上のぞく)にて観覧可
※そのほかの割引については問い合わせのこと
※最新情報については美術館ウェブサイトないし電話にて確認
【問い合わせ先】
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
TEL:0467-22-5000
提供元の記事
関連リンク
-
新しい働き方が地域の未来をひらく 北海道上川町、多様な個が交わる共創イベント「WORK SHIFT LOCAL 2050@札幌」を開催
-
new
トヨタ×クリエイターの共創プロジェクト「TOYOTA DIRECTORSCUT」第4弾は「トヨタの”工場と人”」をテーマに12月22日(月)から作品募集をスタート
-
お寺で開催、デジタル寺子屋「デジタルキッズフェス in 西別院」で3Dプリンターやドローン操縦にチャレンジ
-
new
Nissy、45万人が熱狂した2度目の6大ドームツアーを映画化! s**t kingz・kazuki & Show-heyもMCとして登壇した初日舞台挨拶【オフィシャルレポート】
-
new
「その仕草…夫は嘘付いてるよね?」義母と夫が曖昧にする妹の存在とは…義実家に入れてもらえない理由は?