テレ東新ドラマ、秋元康が手掛ける不倫コメディ 主役に濱田岳
企画・原作を秋元康さんが手掛けるテレビドラマ『じゃない方の彼女』が、2021年10月からテレビ東京で放送されることが発表されました。
2020年、同じくテレビ東京系で放送されたテレビドラマ『共演NG』も記憶に新しい秋元康さんが次に手掛けるのは、真面目な既婚男性が天然魔性系女子大生に振り回される、不倫コメディ。
不倫が発覚すれば致命傷どころでは済まされない現代社会において、なかなかチャレンジングなテーマを切り取った同作の企画意図を、秋元康さんはこう明かします。
何年か前に、ある漫才コンビについて話していたスタッフが、『じゃない方!』『じゃない方!』と叫んでいるのを見て驚いたことがあります。
コンビのどちらかの名前を失念していたなら、『ボケの方』とか『ツッコミの方』というか、『上手(かみて)の方』『下手(しもて)の方』と呼べばいいのに…。
『面白い方』『面白くない方』という意味なのか、『顔が知られている方』『顔が知られていない方』という意味なのか、残酷ないい方だなぁと思っていたら、当の本人たちは、むしろ、愛おしさを込めて呼んでいることに気付きました。
漫才という話芸に於いて、それぞれ立場の異なる役割を理解した上での発言だったのです。