2021年12月30日 18:59
「私も現役を引退することになりました」 寄付に添えられた『手紙』を読んだ園長は…
漫画『タイガーマスク』の主人公・伊達直人の名義で、区役所に3万円分の商品券が届いたことを、東京都品川区が2021年12月23日にウェブサイトで公表しました。商品券は、区担当者が区内児童養護施設『品川景徳学園』に寄贈したとのこと。
伊達直人は、作品の中で、覆面の悪役レスラーとして戦いながら、自分が育った孤児院へ素性を隠して寄付を行っていました。
素性を隠して寄付をしたい人々が、そのキャラクター名を借りて行うことが多く、全国に出没。総じて『タイガーマスク運動』と呼ばれています。
品川区の伊達直人は、2012年からほぼ毎年、クリスマスの時期に商品券を届けており、今回で9回目となりました。
品川区によると、寄付には手紙が添えられており、このような文面だったといいます。
私も現役を引退することになりました。
これまで同様とはいかないかもしれませんが、
親御さんと一緒にくらせない子供たちのために、
少しでも何かできたらと思います。
事情があって親と一緒に暮らせない子供たちにプレゼントを。
伊達直人
品川区ーより引用
世の中を少しでもよくしようと、子供たちに寄付を続けてきた品川区の伊達直人さん。