【日曜劇場『DCU』第2話感想・考察】横浜流星の繊細な演技に注目!DCUの面白さはここにある・ネタバレあり
伏線を見逃さない!サスペンスドラマの見方
事件は解決したかのように思えたラストで衝撃の展開が待っていました。
それは釈放されたサンチェスが事件の証拠品であるスマートフォンを持って逃亡したのです。
彼はなぜ逃げたのか?殺害された漁師・島田への想いや外国人としての偏見に苦しむサンチェスに終盤は視聴者も同情してしまう程でしたが、見事に裏切られました。
おそらく関わっているのは、サンチェスの病室にいた外国人女性でしょう。
捜査の段階で島田のスマートフォンには、密漁業者の写真が入っていると言っていました。
外国人女性は何らかの形で密漁に関わっており、その証拠が警察に渡るのをサンチェスは恐れたのではないかと思います。第2話もさまざまな伏線が散りばめられていました。
サスペンスドラマを楽しむ要素は、伏線を見つけることも一つです。
登場人物の何気ない行動や言葉に何かヒントが隠れています。
このシーン必要ある?そんな場面が後に回収されたりするのです。
また、瀬能と隆子の他愛もない会話からも、どこか恋愛に発展しそうな雰囲気は視聴者に淡い期待を持たせます。
巧妙な物語の作りを見ながら、3話以降もぜひ『DCU』を楽しんでみてください。