くらし情報『陸上短距離の女王、福島千里選手引退に思う』

2022年3月7日 07:06

陸上短距離の女王、福島千里選手引退に思う

「ケガさえなければ…」と彼女は記者会見で言っていましたが、ケガさえなければ、トップで疾走する福島選手の姿をまた見られた訳ですよね…。誠に残念であります。

ケガは最近では陸上選手の職業病と言われるようになりましたが、彼女も『アキレス腱痛』に悩まされ、この1年、納得のいく記録は残せなかったようです。

陸上短距離の女王、福島千里選手引退に思う

※写真はイメージ

でも彼女は長年、女子陸上の美しい花でした。

言わば水泳の池江璃花子選手の存在だったのです。女子陸上の短距離レースで、彼女がやや長い髪の毛をなびかせながら、常にトップを走っている姿は、今でもハッキリ瞼(まぶた)に焼きついています。

福島千里選手、長い間、日本の女子陸上を盛り上げて下さり、本当に有難うございました。
<2022年3月>

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フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2022年現在、アナウンサー生活64年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

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