【妻、小学生になる。第6話 感想】『THE・無自覚モテ』の真骨頂を進む圭介・ネタバレあり
それには『他所の人間』をもてなす理由もあるだろうが、本当の万理華がいつでも帰ってきていいように変わろうとしているのだと感じる。
守屋にフォーカスがあたった『妻、小学生になる』のシーンも
一方、圭介の会社では、課長の守屋好美(森田望智)が企画した新商品のPRイベントが開かれた。
当日は成功を納めたものの、発売前の商品画像が投稿されたことが発見されてしまう。
企画が白紙になると告げられた守屋はひどく落ち込む。
そんな守屋を、圭介は寺カフェに呼び出し、マスター(柳家喬太郎)と常連の中村(飯塚悟志)は励まそうとするが、上手くいかず…。
「いかにもしっかりしてそうな長女」と言われた守屋であるが、入院していた姉の代わりとして、甘える経験もないまま大人になってきたようだ。
「自分はしっかりものではない、人の上に立つ人間じゃない」と話すのも、それが当たり前になってしまったからである。その中で唯一息抜きになる時間が、圭介と過ごすお昼だったと考えれば、守屋が圭介に好意を抱くようになっていったのもわかる。
それゆえ、圭介を巻き込んだ責任をより一層感じているのではないか。
そんな落ち込む守屋を励ましたい。