【『ファイトソング』感想 最終回】 恋が照らすもの・ネタバレあり
Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。
2022年1月スタートのテレビドラマ『ファイトソング』(TBS系)の見どころを連載していきます。
かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。
「君を守りたい」っていっても、むしろ相手はずっと競技格闘技をやっていて心身共にタフだったりして、「寂しさを埋めたい」っていっても、むしろ幼いころから一緒にいる家族同然の友人たちに囲まれていて、いきいきと仕事をしていて…。
そんなふうに自立して生きている誰かに恋をしたら、自分が相手にしてあげられることは何だろう。
それでも、恋でなければダメですかというのは、このドラマを通じて最初から投げかけられていたものだと思う。
最初は思い出作りと作曲のためだったけれども、その外枠がなくなったときに、物語は再度問いかける。
それでも恋が必要ですか?
2022年3月15日に大団円で最終回を迎えたファイトソング(TBS系火曜22時主演・清原果耶)。
最終回は、花枝と春樹(間宮祥太朗)が二年ぶりに再会するところから始まる。
慎吾(菊池風磨)