2022年4月7日 06:46
美しく華やかに咲いて、春の風にハラハラとキレイに散ってくれる桜
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言(ひとりごと)』にお付き合いください。
4月は、桜、さくら、サクラ
花の4月になると、どうしても毎年、桜の話題になってしまいます。当方は桜が大好きです。
かつて拙宅の新築の際、庭の西北にソメイ、南の高台の歩道側に枝垂(しだれ)を植えました。
ソメイは今では大木となり、庭全体に枝木を拡げ、その枝の先は、当方の書斎の窓に当るほど延びて、お蔭様で花咲く頃は、毎日机に座りながら桜見物をしております。
お隣の高層マンションからも、そのソメイ桜は評判も良く、南高台の歩道側の枝垂桜も、歩道を歩く方から丁度いい視線になるようですし、ご近所の方からも喜んで頂いております。
その桜が散りかけた頃、風に舞い散る桜を眺めながら散歩をするのが「この季節の楽しみです」と仰って下さる方も多いのです。
桜が散ってご近所の玄関口に溜っても不思議とお咎(とが)めもありません。朝、顔を合わせご挨拶をする時、「ゴメンナサイ、スミマセン」と一言も二言も謝りますが…「むしろ、散る花を楽しんでいますから…」