中村雅俊「一発屋かって…」 インタビューで語った胸中とは?
ただ、どうしても『ヒット曲』といわれるものを、入れないといけないんですけどね。
――ヒット曲を歌うのは苦手?
ぜんぜん、好きだよ!
人気の曲にはヒットした理由が当然ありますし、俺自身の思い入れもあります。お客さんも俺の曲にストーリーがあるかもしれないですけど、一緒ですよね。
例えば『ふれあい』なんかは、もう48年も前の作品なんです。20代の頃から今の70代まで、それぞれの年代で、表現は変わってきました。
昔の自分の姿をたまに見たりすると、変化は顕著といいますか…。
意識はしていないです。けど、自分の歩んできた人生や歴史が、そういうふうにさせるんじゃないですかね。
中村雅俊「『一発屋』かって、チラッと横切るものはあった」
数多くのテレビ連続ドラマ主演を始め、NHK紅白歌合戦・日本武道館の単独公演などを成功させてきた中村さん。
華々しい経歴を持っていますが、意外にも不安を感じていたことがあったそうです。
――これまでの芸能人生を振り返ると?
ちらほら『デビュー50周年』という話が、出るようになってきました。「すげえな、50年か」というのは、俺の中でもありますね。
『われら青春!』という連続ドラマの主役でデビューしました。