2022年4月5日 12:07
『撮り鉄』殺到し、押された男性が転落 映像に「ゾッとした」「信じられない」
駅のホームでは、利用者が電車との接触事故を起こしたり、線路に転落をしたりしないよう、いろいろな防止策がとられています。
そういった事故が起こると電車の運行に支障が出るほか、最悪の場合は利用者の命にかかわる可能性も。
ホームドアが導入されていない駅でも、ホームの端には点字ブロックが設置されており、「白線の内側にお下がりください」というアナウンスが流れます。
『撮り鉄』による転落事故が議論に
2022年4月2日、東京都八王子市にある八王子駅で、E653系の臨時特急『いわき』が走行。
駅のホームには、旧国鉄時代のリバイバル編成が走行すると知った鉄道ファンが多数押し寄せました。
車両付近に集まったのは、鉄道を撮影することが好きな、通称『撮り鉄』。FNNプライムオンラインによると、30人ほどが密集していたといいます。
『撮り鉄』の一部の人が点字ブロックを越えて列車を撮影していると、カメラを持って身を乗り出していた1人の男性が線路に転落。
幸い、駅員3人の助力によって男性はホームによじ登ることができましたが、人身事故につながっていた可能性もあったでしょう。
いうまでもなく、点字ブロックを越えた場所での撮影行為は、安全面から配慮するよう呼びかけられています。