くらし情報『『もの』の向こう側に思いを馳せることは、世の中が少し優しくなることにつながる』

2022年4月17日 11:12

『もの』の向こう側に思いを馳せることは、世の中が少し優しくなることにつながる

目次

・吉元由美の『ひと・もの・こと』
・駆け引きのさじ加減
『もの』の向こう側に思いを馳せることは、世の中が少し優しくなることにつながる

吉元由美の『ひと・もの・こと』

作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。

たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。


駆け引きのさじ加減

おまけしてもらうのが苦手です。値段交渉というのでしょうか、海外のお土産屋さんなどで値切るのは旅の楽しみの一つですが、大概そのまま買ってしまいます。

真夏にエジプトを旅したとき、あまりの暑さに遺跡の前の露天商でストールを買いました。1枚500円くらいだったと思います。色違いで3枚、少しおまけしてくれて1000円くらいだったと思います。

一緒に行った友人は値切って値切って3枚500円に。後からその値段を聞いて驚きました。

『もの』の向こう側に思いを馳せることは、世の中が少し優しくなることにつながる

バリ島にダイビングをしに行ったときのことです。
マイクロバスが休憩で停まるたびに、物売りたちが寄ってきます。たいていが子どもたちで、手作りのアクセサリーや絵葉書などを売りにきます。

お金も持ってきていなかったし、買うつもりもないので「ごめんね、お金ないの」

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