2022年4月27日 18:44
【知床観光船事故】社長会見「私ができる限りのことをやってあげたい」 被害者家族や事故への考え明かす
2022年4月23日に北海道の知床(しれとこ)半島沖で発生した、観光船『KAZU Ⅰ(カズワン)』の浸水事故。
同観光船には子供2人を含む24人の乗客と2人の乗員が乗っていたとされ、同月27日18時現在、11人の死亡が確認されています。
事故が起こった同月23日は、地元漁師が出航しないほどの強風で、波も高かったといいます。
ネットでは『KAZU Ⅰ』が昨年も何度か事故を起こしていたことが話題になり、事故後、経営姿勢や危機管理の甘さが以前から指摘されていた点が明らかになりました。
知床観光船事故、社長が会見を実施
今回の事件を受け、観光船を運営する運航会社『知床遊覧船』は、同月27日に会見を実施。
説明会後に行われた記者会見で、社長は「この度は、大変申し訳ありませんでした」と床に頭を付けて土下座をしました。
同月24日午後に開かれた被害者の家族への説明会で、社長は荒天の中で出航した理由について「私は行けると思った」と述べたといいます。
記者会見前に再度行われた、被害者の家族に向けた説明会について尋ねられると、社長はこのようにコメントしました。
今のところ、私としては正直なところ、謝罪をするしかございません。