2022年5月16日 10:41
【持続可能な恋ですか? 第4話 感想】それぞれの『頑張る』の意味 杏花が見つけた答えとは
だったのだ。
「自分が頑張りたい人なんだって気づけました」
晴太に応援され、独立することを決めた杏花。誰だって一歩踏み出すことは怖い。
でも「頑張れ」という言葉は、背中を押してくれる最高のスパイスになるのだ。
誰もが無意識に頑張ってる今、「頑張れ」は軽く口にできない言葉となっている。
しかし杏花が言う通り、誰にどういう気持ちを持って言うかが重要なのだ。
大切な人のためを一番に思った、「頑張れ」を伝えよう、そう教えてくれた。
進展がありそうでなさそうな林太郎
そして気になる父・林太郎(松重豊)と明里(井川遥)の恋路も描かれた。
林太郎は明里とウォーキング仲間として治療後も会うことになるが、明里の婚活話を延々聞かされるばかり。
関係性は進んでいるようで、どこか留まっている二人だが、林太郎は明里の不意の笑顔に心臓発作レベルの「キュンです!」を味わう。
語句でしか知らない胸キュンを実体験する林太郎はまるで少年のようだ。だが、辞書編さん者が、言葉以上の意味を知っていくという点で、この物語上で『言葉』が大切に扱われていることがわかるだろう。
そして杏花と晴太は最後のセミナーの日を迎えていた。