2022年5月22日 10:17
目は心の鏡 今の混沌とした世界に優しいまなざしという癒しを
吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
優しいまなざしという癒しを
目は心の鏡。目は心の窓。目は口ほどにものを言う。表情は、無意識のうちに心を表す言葉です。
マスクをすることが『日常』になってからというもの、街から『表情』が消えてしまったかのようです。やはり笑顔の口元や、ムッとしてへの字になった口元は、そのまま心を表す表情です。
マスクをしていても唯一見えている目。少し口角を上げると、たとえ口元は見えていなくても目元は柔らかくなります。
努めて口角を上げ目の表情が柔らかくなるように意識すると、不思議と気持ちも穏やかになります。
我が家にはもうすぐ16歳になるトイプードルがいます。昨年から腎不全を患い、その数値はかなり高く、毎日の養生に気を抜けない日が続いています。