くらし情報『【『インビジブル』感想6話】踏み切って飛ぶそのとき』

【『インビジブル』感想6話】踏み切って飛ぶそのとき

【『インビジブル』感想6話】踏み切って飛ぶそのとき

Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。

2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。

かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

片方の男は、「悪事の依頼といえどビジネスだ。依頼が正当かどうか、誰が誰の死を望むのか。その理由も興味は無い。需要があるから僕のビジネスは成り立つ」と淡々と語る。

もう片方の男は、「何が正義で何が悪かは俺が見極める」と、力強く言う。


人の世で、善と悪は常に地続きだと悟っており、その複雑さに自分の意思を見失いかけて諦めようとする女に、それぞれの男は語りかける。

犯罪者と刑事、語る言葉は正反対に見えるが、それはおそらく背中合わせになっている一つの価値観の表裏だ。

どこまでも白黒のつかない人の世だとしても、生きている限り、人はどこかで踏み切らねばならない。

【『インビジブル』感想6話】踏み切って飛ぶそのとき

数年前に同僚を何者かに殺害されてから、その真相を追うために荒っぽい捜査を厭わない無骨者の刑事・志村貴文(高橋一生)と、突如警察に捜査協力を申し出てきた裏社会の犯罪コーディネーター・インビジブルを名乗るキリコ(柴咲コウ)

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