「感動した」「本当にお疲れ様でした」 宇宙飛行士、野口聡一さんの言葉が素敵
2022年5月25日、宇宙飛行士の野口聡一さんが、記者会見を行いました。
野口さんは、同年6月1日をもって、『宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)』を退職します。
野口聡一「後輩に道を譲るべきと考え…」
野口さんは、1996年にJAXAの前身である、『宇宙開発事業団(NASDA)』の選抜試験に合格しました。
2005年に、アメリカのスペースシャトル『ディスカバリー号』で初の宇宙飛行へ、その後、2009年にロシアのソユーズにて国際宇宙ステーション(以下、ISS)に5か月間滞在。
そして、2020年に初の民間宇宙飛行船『クルードラゴン1号機』に搭乗し、再びISSに約5か月間滞在しました。
滞在日数を通算すると335日間も、宇宙に滞在していた野口さん。
退職にあたり、野口さんは「あっという間の26年間だった」と語っています。
みな様からの応援もあり、3回の宇宙飛行を無事に達成して、生還してくることができました。
3回目のミッションを終えた頃からですね。
そろそろ、後進の人たち、つまり、搭乗を待っている新人の宇宙飛行士の人たち、新たに選抜が始まった、これから選抜を受ける宇宙飛行士たちに道を譲りたいと考えるようになりまして、今回の退職の決断になりました。