くらし情報『【『インビジブル』感想7話】まなざしが支えるもの』

【『インビジブル』感想7話】まなざしが支えるもの

だった。

だが、犯罪者の情報提供と引き換えに捜査の実動を求めてきた彼女は、実際にはインビジブルではなく、本当のインビジブルである弟のキリヒト(永山絢斗)の、犯罪コーディネーターとして過激化していく暴走を止めることが真の目的だった。

キリコのその望みに呼応し、志村はキリヒトを止めるべく協力を申し出る。

そんな異色のバディを描いてきた『インビジブル』(TBS系金曜22時)。

ドラマは姉と弟の争い、そして警察内部の裏切りを巻き込みながらいよいよ終盤に向かっている。

【『インビジブル』感想7話】まなざしが支えるもの

この回では、急成長するITベンチャー企業の社長の殺害依頼をめぐる、志村とキリコのクールな連携が存分に楽しめた。

キリヒトが裏で糸を引いている殺人を社長の警護を通して止めようとする志村と、警察内部の内通者を密室に居ながらデータから洗い出そうとするキリコのやりとりは、時に携帯電話を通して、時に盗聴から逃れる為に小声で、抑えた声で淡々と交わされるけれども、その分だけ互いの信頼感がにじむ。ふと、志村は相変わらず無愛想ではあるけれども、あまり荒んだ表情を見せなくなったなと思う。


【『インビジブル』感想7話】まなざしが支えるもの

志村とキリコの二人は、互いの能力と真摯さを信じあうバディではあるけれども、少なくとも今のところは恋愛関係ではない。

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