くらし情報『【『インビジブル』感想9話】その言葉に宿る意思』

【『インビジブル』感想9話】その言葉に宿る意思

【『インビジブル』感想9話】その言葉に宿る意思

Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。

2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。

かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

世間からは価値を認められていない、極めて属人的で生産性も悪い、担い手の気概だけで細々とやっている家業を青年は継いだ。

自分に仕事を教えてくれた親ももういないことだし、効率化なり自分なりのやりがいなりを足してこれからも頑張ってみようと思っている。

家業だから、ただ一人の家族で仕事の重要性を理解してくれる姉と苦労も成果も分かち合って頑張っていこうと思っていたのに、その姉はなぜか自分のやり方を頭ごなしに全否定した上に自分を激しく糾弾する。

どういうことだ。姉は何かに血迷っているのか、他人から悪い入れ知恵でもされているのではないか。


かくして青年は必死に姉の説得を始める。「これからも一緒に家業をやっていこうよ」と。

【『インビジブル』感想9話】その言葉に宿る意思

これだけなら、相続から派生する姉弟の不仲として世の中にありがちな、どっちもどっちの話に聞こえるけれど、それが反社会的な行為を家業として生きてきた家族の話なら話は別だ。

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