くらし情報『【『インビジブル』感想9話】執念が照らし出す死神の鎌』

【『インビジブル』感想9話】執念が照らし出す死神の鎌

【『インビジブル』感想9話】執念が照らし出す死神の鎌

Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。

2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。

かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

犯罪者としても、警察官として捜査する立場としても、「『彼』は優秀だったのだろうな」と思う。

警察がどう捜査するかを熟知しているから、犯罪者としてすり抜ける道が見える。

犯罪者が、どんな心理で犯罪を行うかを知っているから、警察官として動機や逃げ道も見える。

『reaper(リーパー)』という単語には、刈り取り機という意味、そこから転じて収穫者、更に死神(大鎌から転じたのだろうか)の意味があるという。

『死神』と称されるほどの凶悪犯罪者の彼には、多少なりとも善悪の境界線での迷いはあったのだろうか。


善悪というよりも、犯罪の快楽とそれらが誰にも認められない空しさを往還(おうかん)していたのかもしれない。

警察内部にいる内通者は誰…

捜査の為には荒っぽい捜査も躊躇しない無骨な刑事・志村貴文(高橋一生)と、その刑事の前に突然現れて警察への協力を申し出てきた裏社会の犯罪コーディネーター、インビジブルを名乗る女・キリコ(柴咲コウ)

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