2022年6月24日 12:16
「献立を考える家事」に名前を付けると? 青森県民が考えた『ネーミング』に反響 「まさにコレ」「センスいい」
先進諸国と比較しても、家事・育児をする時間が夫婦間で格差があることが問題視されている、日本。
総務省統計局が実施した『平成28年社会生活基本調査』によると、6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間は、妻が208分(3時間28分)に対し、夫はたったの12分という結果でした。
家事には、『料理』『洗濯』『風呂掃除』のような名前が付いていないけれど、こまごまとした雑務がたくさんあります。
こうした『名もなき家事』は、一つひとつにかかる時間は短いものかもしれません。しかし、ちりも積もれば山となり、担う家事が1人に集中すれば、大きな負担となります。
『名もなき家事』に名前を付けると?
青森県では、家事労働に関わる時間は、妻が177分に対し、夫は17分。夫は妻のおよそ10分の1しか家事をしていないことになります。
2022年3月、青森県の青少年・男女共同参画課では、夫婦間の家事分担の格差改善をうながすため、『はっきりとした名前はないけれど気付いてほしい家事』のネーミングを募集。
県民から寄せられたさまざまな家事のネーミングから、多くの共感を得られるもので、ユーモアのある名前を複数選出し公表しました。