小池都知事「育児のために仕事を休むのではない」 育児休業の『新愛称』発表
2022年6月29日、小池百合子東京都知事が育児休業の愛称を『育業』と発表しました。
これまで『育休』の略称で知られていた育児休業。
しかし、「仕事を休む」というイメージがつきまとうこともあり、後ろめたいイメージを一新するのが狙いだといいます。
小池百合子東京都知事「大事な仕事である育児に取り組むとマインドチェンジ」
今回の育児休業の愛称は、同日、都庁で開催された『育休取得応援サミット』で発表されたもの。
産経ニュースでは、小池都知事のコメントも伝えています。
小池氏は「育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組むとマインドチェンジを進める。女性だけでなく男性にも、職場の業務と同じように育業してほしい」と述べた。
産経ニュースーより引用
ひと昔前に比べると、育児休業を導入する企業も増え、略称である『育休』の言葉を聞く機会も増えました。
一方で、育児休業を申請した結果、「同じ会社で働く人たちからの風当たりが冷たくなった」「却下された」など、ネガティブな声を聞くことも。
まだまだ、育児休業が社会に定着しているとはいえないのが、実情です。
現在、子育て中の人、今後申請予定の人、そうでなくとも、同じ会社で働く人が育児休業中の人など、多くの人にとって関わりがある『育休』改め『育業』。