【石子と羽男 第5話 感想】今を生きる全ての年代の人へのエール
Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。
2022年7月スタートのテレビドラマ『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。
人間はいつかこの世にさようならを言う日がやってくる。
大切な人に想いを伝えられないまま、朝日を出迎え、夜を受け入れることを繰り返し、老いていく。
きっと今日もどこかで誰かが、自分には「もう遅い」と夢を諦めていくのだ。
第5話では『相隣紛争』の裏に隠された想いを描くと共に、この時代を生きる全ての年代の人へのエールが送られた。
今回の依頼人は行きつけのそば店で働く塩崎(おいでやす小田)。
綿郎(さだまさし)のおしゃべり仲間だが、今回は重大な相談事を抱えているようだった。
話を聞くと、塩崎の叔父・重野義行(中村梅雀)が、隣の家の木が自宅にまで伸び、毛虫が大量発生して困っているという。
早速、石子(有村架純)と羽男(中村倫也)はその隣人・有森万寿江(風吹ジュン)に枝を切除することをお願いしに行くも、有森はすんなり了承し、この案件は一件落着かと思えた。