娘にスマホを持たせたきっかけ 公園から帰らないので探しに行くと?
子育て中、親は我が子が事故や事件に遭わないかと、心配でなりません。
近所のスーパーマーケットや公園などで事件に遭うケースも多いため、子供が門限までに帰ってこないと、血の気が引く思いをするようです。
『小学1年生遊びに行った長女が帰ってこない?!』
3児の母親である、ねこじま(neko_jima_imomi)さんも、我が子が約束の時間に帰ってこず、心臓が飛び出る思いをした1人。
当時、小学1年生だった長女は、学校から帰るとよく遊びに出かけていました。
その日も友達と遊ぶ約束をしていて…。
ねこじまさんによると、長女が1年生の時、仲がいい近所の子の親と相談して「公園に行く時はどちらかが見ていよう」と決めていたそうです。
いつかは親の手を離れると思っていましたが、付き添いの終了は突然やってきました。
時計の見方をほぼ理解しており、17時に帰宅する約束をねこじまさんとした長女。
妊娠中だったねこじまさんは、心配しながらも自宅で長女の帰宅を待つことにしました。
しかし、17時を過ぎても長女は帰宅せず、公園にもいなかったのです。
時間通りに帰れなかった理由が予想外
落とし物を見つけた長女は、公園の横にある交番まで、友達とともに届けに行っていました。
心優しいからこそ、鉛筆の持ち主のことを想って行動したのです。
警察官も、子供たちの想いを受け止めて、丁寧にいろいろと説明してくれたことでしょう。
子供には子供の事情があり、親側もいつ何が起こるか、分かりません。
もとから、そろそろスマートフォン(以下、スマホ)かキッズケータイを長女に持たせることを検討していた、ねこじまさん。
連絡を取り合える手段の必要性を痛感し、夫と相談して、子供用に設定したスマホを長女に渡したのでした。
規則で学校には持って行けないものの、小学4年生になった今、遊びに出かけた先で何かあった時や、帰る時はきちんと連絡をくれるそうです。
考えさせられる内容に、漫画を読んだ人たちからはさまざまな声が寄せられました。
・無事で本当によかった…!
・優しさから来るものは怒れないですよね。
・スマホや、子供がいる場所が分かるGPSは今の時代に必要。
・私も幼い頃、子供だけで5円玉を交番に届けに行って、親が血眼で探し回っていたなぁ…。
スマホやキッズケータイを持たせるかどうかは、子供の適性や、家庭ごとの考え方にもよるでしょう。ただ「連絡したら済むこと」をすぐに伝えられる機器があれば、便利なことは確か。
不測の事態に、臨機応変に対応できる環境があれば、不安の一部は解消されます。
状況によっては、子供にスマホやキッズケータイを持たせることはありだといえそうですね。
ねこじまさんは、Instagramでほかにも子育て漫画を公開しています。
もっと読みたい人は、のぞいてみてください!
Instagram:neko_jima_imomi
[文・構成/grape編集部]