怒りの感情は、誰しもが持っているもの。大人になるにつれて、気持ちを落ち着かせるための方法を、自分なりに見つけていくでしょう。
しかし、幼い子供は怒りの感情と向き合う方法を、まだ知らないはず。
7歳と3歳の女の子を育てる父親の、くり(@Crystallineazu1)さん。怒っている娘さんに対し、妻がかけた言葉に、驚いたといいます。
妻の対応を見た夫「天才か」
ある時、次女に人形を横取りされて怒っていた長女が、母親に「妹を叱って」と迫りました。
怒りで母親につっかかる、長女。
しかし、母親のこんなひと言で、気持ちを落ち着かせることができたのです。
「お人形を取られて悔しかったんだね」
母親は、怒りに応えるのではなく、奥にある『悔しい』という思いに共感し、長女の話を聞こうと対応しました。
母親に共感してもらえた長女は、自身の感情を整理し、心を落ち着かせることができたのです。
くりさんは、怒りの感情ではなく奥にある『本当の気持ち』に着目して対応した妻を見て、目からウロコが落ちたのでした。
心理学では、怒りは悲しみや落胆、不安といったものが、もととなって出てくる感情であるといわれているそうです。