2022年10月29日 13:55
「心が温かくなった」 親を亡くしたチンパンジーの赤ちゃんを、新しい家族が歓迎!
西アフリカのリベリアにある動物保護団体『リベリア・チンパンジー・レスキュー&プロテクション(以下、LCRP)』は、チンパンジーの孤児を保護する活動を行っています。
違法なペット売買により、密猟者に殺されるチンパンジーが後を絶たないリベリア。母親を失ったチンパンジーの赤ちゃんたちは、自力では生きていけないといいます。
2022年夏、そんなかわいそうなチンパンジーがまた1匹、『LCRP』に保護されました。
ベックリーと名付けられたオスの赤ちゃんは、親を亡くしてひとりぼっちだったところを発見されたそうです。
人間と同じように、チンパンジーの赤ちゃんも24時間体制で世話をする必要があります。
『LCRP』のスタッフたちは、母親を失ったベックリーを心身ともにケアしてきました。
チンパンジーたちはある程度成長すると、施設に隣接するチンパンジーの保護区『リトル・バッサの森』で生活を始めます。
ベックリーも野生での生活に慣れるために、少しずつリハビリが行われていました。
同年9月、ついにベックリーが『リトル・バッサの森』へ引っ越す日がやってきます。
初めてベックリーを見た、ほかのチンパンジーたちの反応は…こちらをご覧ください。