分別を間違えたら…! 清掃車が燃える『原因』に「マジで気を付けたい」
ゴミ収集会社の清掃員として働きながら、お笑いコンビ『マシンガンズ』としても活動している滝沢秀一さん。
ゴミについての役立つ情報をTwitterで発信し、たびたび注目を集めています。
2022年10月31日には、誤ったゴミの分別で、清掃車(ゴミ収集車)が燃える事故が発生することもあるとして、注意を呼びかけました。
ゴミの分別は重要!あわや大惨事
滝沢さんによると、清掃車が燃える大体の原因は、充電式の小型家電などに内蔵されているリチウムイオン電池。
小型で大容量の電力を蓄えられるため、ノートパソコンやワイヤレスイヤホン、携帯式扇風機などに使用されています。
圧力がかかると発火してしまうため、燃えるゴミなどと一緒に混ぜず、自治体の指示に従ってゴミ出しをすることが望ましいものです。
仲間の清掃車が燃えたと聞くと大体、原因はコレです。おはようございます。
ゴミ清掃員の滝沢です。リチウムイオン電池です。充電式のものに内蔵されており、圧縮されると火を吹きます。僕も何度も袋から取り出しました。自治体によって処理の仕方が違うのでお問合せください。
#ゴミ清掃員の日常 pic.twitter.com/OgtNuf80ot— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) October 30, 2022
自分の何気ないゴミ捨てが、重大な事故を引き起こすかもしれない可能性に、多くの人が驚きました。
・家庭から出るゴミの中に、けっこうあるかも…。
・知らなかったな…年末の掃除で、マジで気を付けたい。
・清掃員の命にかかわりますね。この危険性は、もっと知れ渡っていい。
リチウムイオン電池が使用されている製品には、リサイクルマークが表示されていますが、中には分かりづらい製品も。
充電式の製品には使用されている可能性が高いので、捨てる前に取扱説明書や、ウェブサイトをチェックしてみましょう。
リチウムイオン電池が取り外せるのであれば、ビニールテープなどで端子部分を覆う処理をしてから、市役所やリサイクル協力店などにあるボックスに出すこともできます。
【充電池は回収ボックスへ】
— プチ田舎 東京都小平市 (@kodaira_tokyo) May 11, 2021
携帯電話などに使用されるリチウムイオン電池などの小型充電式電池は、端子部をビニールテープで絶縁してから、リサイクル協力店や市役所、リサイクルセンターなどにある回収ボックスに出してください。
リサイクル協力店→https://t.co/NIOkyK7Iom pic.twitter.com/bgBtwebp18
また、製品からリチウムイオン電池が取り外せない『電池一体型』の場合は、『小型家電リサイクル』に出せる自治体も。
自分が住んでいる地域のゴミの出し方について、改めて確認しておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]