【『アトムの童(こ)』第3話感想・考察】松下洸平の繊細な演技に注目!ファンの情熱は人を動かす
自分たちのゲームのために、走り回ってくれた公哉。いまの海は彼と同じ顔をしている。
そうだ、ここで動かなければ何も変わっていない。
隼人の「奇遇だな」と共に二人の想いが同じだとわかった瞬間、胸がぎゅーっとなった。
同じ過ちを繰り返さないために彼らは自らも資金繰りに協力することにした。
那由他と隼人はゲームづくりをただ再開したわけじゃない。確実に成長している。きっと二人の姿を見て、天国の公哉も微笑んでいることだろうと思った。
二人の大きな成長を見ることができて、とても誇らしい気持ちになれた前半戦である。
松下洸平の繊細な演技に注目
ゲームの資金を募るため、投資家とゲームクリエイターをつなぐ大規模プレゼン大会に参加することになったアトム玩具。
しかしそこで、憎き敵『SAGAS』の興津(オダギリジョー)がまた小根の腐った質問を投げかける。
才能のある『ジョン・ドゥ』の二人がどうしてアトム玩具でゲームを作るのかという質問。
かつて公哉が興津にゲームのプレゼンをした時の情熱。それはジョン・ドゥのゲームのファンだからこその熱い想いからきたものだ。
那由他の答えはそれと同じだった。