2022年12月2日 13:25
真冬に捨てられ、瀕死の状態だった犬 1年後の姿に「違う犬みたい」
2021年12月、凍えるような寒さのアメリカのミネソタ州で、捨てられた犬が見つかりました。
その犬は金網のクレートに入れられた状態で、路地に置き去りにされていたのです。
クレートとは、犬を移動させる時に使うケースのようなもので、長期間入れておくのに適しているものではありません。
幸いにも、動物保護施設『ラフ・スタート・レスキュー』のボランティアスタッフがその犬を発見し、すぐに保護。
しかし、犬は骨と皮だけのような体で、残念ながら「残された時間は長くないだろう」と思われました。
犬はメスで、ロザベラと名付けられました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、見つかった時のロザベラの体重は約8㎏しかなかったそうです。
本来ならロザベラのサイズだと20kgくらいが適正体重とされるため、半分以下だったことが分かります。
しかし…ロザベラは生きることを諦めませんでした。
施設のスタッフの懸命な世話のおかげで、体調が回復していったのです。
さらに、ロザベラの悲しいストーリーをニュースで知った女性が、「私がこの犬を助けてあげなければ」と、すぐに里親に申し込みをするという展開に!
それから約1年が経った2022年11月、『ラフ・スタート・レスキュー』のFacebookに、現在のロザベラの写真が投稿されました。