2022年12月4日 17:25
【『アトムの童(こ)』第7話感想・考察】宿敵に手を差し伸べる主人公 男同士の友情が心をえぐる
「お前は本当わかってないな、自分のこと!俺はお前をよく知ってる」
那由他はのめり込んだらとことんやる性格だ。きっと株主総会で見せるデモでは満足できず、ゲームが完成するまで何年も『SAGAS』にいるだろう。
隼人にはそれがわかっていた。だから行かせたくなかった。
前半の意気投合し、共に新しいステージへ進もうとしていた二人の姿があったからこそ、その対比も相まって二人の決別がとてつもなく苦しいものとなった。
そして、このシーンに見覚えを感じた人はいないだろうか。ドラマの最初の頃、『SAGAS』にいた隼人に那由他が一緒にゲームを作ろうと誘ったときである。
今や完全に構図が逆転してしまっていた。
歩道橋というのも当時と重なる。
別々の方向から来た二人は、中間地点で交わるも、またそれぞれ別の方向へ行ってしまうのか。
そんなことを思わされるラストシーンであった。対立する二人、今後の展開がさらに楽しみである。
『アトムの童(こ)』/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送
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[文・構成/grape編集部]
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