三遊亭円楽の弟子・楽㐂が廃業 その理由に「すごい決断」「涙が…」
2023年1月1日、落語家の三遊亭楽㐂(さんゆうてい・らっきー)さんが廃業することを、自身のTwitterで公表しました。
2022年9月に肺がんのため亡くなった、三遊亭円楽さんの弟子である、楽㐂さん。
廃業の理由について「いただいた楽㐂という名前を変え、別門下の弟子を名乗ることはできない」とコメントしています。
廃業することになりました。
僕は落語が好きで落語家になったわけではなく、円楽が好きで円楽の弟子になりました。
優しい一門会でしたので、他のお師匠様の所へ行けば落語家で居させていただけたとは思いますが、円楽の弟子ではなくなります。
真打まで頑張るのが親孝行だと思いますが、頂いた楽㐂という名前を変え、別門下の弟子を名乗る事は僕には出来ませんでした。
なので廃業です。
10年前、弟子になりたくても相手にされないと思い、麻布十番の右京というBARで働きました。
麻布十番には芸能人がいる、だから毎日円楽が好きと言い続ければ会えるのではないか。
そしてその時は来て、家族にしてくださいました。
師匠、おかみさん、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
そして応援してくださった皆様、本当に申し訳ありませんが、円楽の弟子のまま終わらせてください。
世界で一番大好きな人の弟子のまま終わらせて下さい。
@sanyuteiluckyーより引用
廃業のお知らせ pic.twitter.com/kRe7RcQIq3
— 三遊亭楽㐂 (@sanyuteilucky) January 1, 2023
楽㐂さんがつづった文面からは、弟子でありながら、誰よりも円楽さんのファンであったことが伝わってきます。
楽㐂さんは今後、実家の工務店で一から学び、仕事をするそうです。
円楽さんへの愛が伝わる、楽㐂さんの廃業理由に、ネットからはさまざまな声が上がりました。
・円楽さんが大好きで落語家になって、彼の弟子のままで終わりたいから辞めるという人生、なかなか送れるものじゃあないね。すごい。
・いろいろなことをいう人がいると思うけど、関係ないです。楽㐂さんの決断は、素晴らしいものだと思います。
・師匠と素敵な関係性だったことが伝わってきて、涙がこみ上げてきた。円楽さんにとてもかわいがってもらったんだろうな。
・楽㐂さんのファンとしては、すごく残念。でも、師匠への愛という1つの信念を貫いた落語家人生、素敵でした。これからは新天地で、頑張って!
楽㐂さんの今後の人生を、きっと円楽さんは天国から見守ってくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]
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